2021/09/10
最近、18年使った冷蔵庫を買い換えました。
日立の150LからPanasonicの500Lのにしたので、容量が一気に3.3倍にアップです。今までのが小さかったのですごい存在感!
18年前の機種なので、最新のどのメーカーのと比較しても、性能・使い勝手全てにおいて良くなるだろうと考えて、見た目のカッコよさでPanasonicにしました。ガラスドアが素敵です。
気になるのが電気代です。どれぐらい安くなるのか?容量が増えた分高くなるのか?古い冷蔵庫、新しい冷蔵庫で実際に消費電力を測定し比較してみました。また、家電量販店で掲示されている、年間電気代との差はどれくらいなのかも検証してみました。
測定方法
測定に利用したのはエコワットという、消費電力表示器です。コンセントに差し込み電気機器をつなぐと、つないだ時間、消費電力量(kWh)、電気代が順番に表示され、1kWhあたり25円で自動計算してくれます。日常的に使っている状態で測定したため、ドアの開閉はもちろん、食品も平常時と同じように入れた状態で測定しました。
古い冷蔵庫
入れ替える前におおよそ10日間測定しました。
新しい冷蔵庫
到着してから1日経って、全体が冷えたであろう頃から、おおよそ10日間測定しました。前の冷蔵庫の測定時期より気温が高い、大きくなった分壁との隙間が少なくなった等、消費電力測定には厳しい環境であり古い冷蔵庫とは同じ条件とはいきませんでした。
消費電力比較
新しい冷蔵庫は消費電力が約半分という結果になりました。
1日の消費電力 (実測) |
1ヶ月の消費電力 (予測) |
1年の消費電力 (予測) |
1年の電気代 (1kWh25円) |
|
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古い冷蔵庫 | 2.5kWh | 75kWh | 913kWh | 22,825円 |
新しい冷蔵庫 | 1.3kWh | 39kWh | 475kWh | 11,875円 |
※1kWh25円で試算しました。
今回購入したPanasonic NR-F503HPXの年間消費電力をメーカー仕様表で確認すると、274kWh/年となっており、家電量販店で見た年間電気代は7,400円(274kWh×27円=7,398円)でした。
実際の状況から年間消費電力を予測すると、カタログ値の1.7倍(475kWh/274kWh=1.73)多くなりました。保存している食品の量や、気温、壁との隙間、ドアの開閉回数など、測定条件がJIS基準とは違うので仕方ないとは思うのですが、思った以上に差がありました。もっと節電になればいいのにというのが正直なところです。
新品価格 |
あとがき
冷蔵庫の消費電力って、カタログや家電量販店で見る程度であり、測定する機会って無かったので、今回買い換えをきっかけに測定してみました。
- 容量は3.3倍にアップ
- 消費電力は1/2に
- 電気代は年間1万円以上安くなる(月だと千円弱)
容量が増えて、電気代が減って、凄い進化だなーと驚きです。ナノイー機能でどこまで野菜が長持ちするか、エコナビの節電機能がどれくらい効果があるのか。容量が大きくなったことで食品の買い方も変わりました。これから使うのが楽しみです。