ころちゃん

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無印良品~ゴミ箱のフタを改良したら使いやすくなった~

time 更新日:  time 公開日:2018/05/05

無印良品~ゴミ箱のフタを改良したら使いやすくなった~

我が家のキッチン。無印良品のゴミ箱を使っています。シンプルなデザインが気に入って購入しました。普段は棚の中に収まるようにし、ごみを捨てる時に引き出して使っています。指定ゴミ袋の中サイズ30Lがピッタリな大きさです。

詳細はこちら

サイズは蓋とキャスターをつけた状態で、幅19cm奥行き41cm高さ58cmです。

棚の中に納まっているので、すっきりしていて良いのですが、一つ使いづらいところがありました。それは、全て引き出さないと蓋が開かないところです。キッチンなので日常的に、生ごみやちょっとした小さなゴミが発生しその都度、毎回40cm引き出すのはとても不便でした。

棚とフタのすき間があまり無い時点で、気づけよってツッコミはさておき…(^_^;)

そこで、小さなゴミを捨てる時はちょっと引き出すだけで捨てられるように改良してみようと思いました。家族と相談し、おおよそ半分ぐらい引き出した状態で蓋が開けば使いやすいという結論に達し、蓋を改良してみました。

材料

100円ショップで買った蝶番と、ホームセンターで買った14mm辺の木材です。合計200円弱です。

加工

15cmのところで、蓋を2つに切ります。蓋の厚さは2mm位、材質はポリプロピレン、一度では切れないのでカッターナイフ何度も切れ目をいれて切断しました。

木材を16cmの長さに2本切ります。

蓋の厚さ2mm×2つ分で約4mm隙間をあけて、蝶番をネジ止めします。

折りたたんだところ。

蓋の隙間が無くなるようにしたかったので、蝶番の出っ張り部分が干渉しないよう蓋の一部を削りました。蝶番を裏に付けることで、デザインを損なうことなく、隙間も空けずに取り付けられます。

合わせるとぴったりとなります。

木材と蓋を接着剤でくっつけます。

蓋がきちんと開くか確認します。蝶番が固く、ちょうどよい角度で止まります。これは想定外でしたが、バタンと蓋が倒れることなく使いやすいです。

水で丸洗いする事を考えて、木の部分には水が染みないように、ラッカー塗装して、完成です。

完成

15cm引き出すだけで、ゴミを捨てられるようになりました。今まで40cm引き出さなければならなかったのでとても使いやすくなりました。大きなゴミを捨てる時は、今まで通り40センチ引き出して捨てています。


5月23日追記

作成当時固かったヒンジ部分が、利用しているうちに滑らかになってきました。ふた全体を開けるとヒンジ部分がバタンとなってしまうため、強力なネオジム磁石でピタッとくっつくように手を加えました。

木材の片側に4つずつ8個のネオジム磁石でくっつくようにしました。強力な磁力で、離れる時のプチンという感覚が気持ち良いです。


2021年6月追記

3年間使ってみて、磁石が取れてしまったり、木が汚れてきたので、構造を見直し、改良を加えました。

改良点

  • 蝶番の木を必要な部分のみにして切り落とした。障害物がなくなり、ゴ三投函口が大きくなった。
  • ネオジム磁石を大きいものに変更。100円ショップで買った、直径13mmのを4つ使用。
  • 作用点(磁石の接着位置)が木の幅14mmから、55mmに伸ばしたので、支える力が大幅にアップ。バタバタしなくなった。

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木工で日用品を作ったり、懐中電灯を改造したりしてます。まだまだ素人ですがどうぞよろしく。



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