ころちゃん

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XiからFOMAへ契約変更しDSDS運用してみた

time 更新日:  time 公開日:2019/06/22

XiからFOMAへ契約変更しDSDS運用してみた

ドコモファミリー割引の家族間通話無料のメリットに引っ張られる形で、ずっとドコモの割高なスマホ契約のままでした。格安スマホにすれば、安くなるのは分かってはいたのですが、なんだか面倒くさそうと、そのままにしてたというのが正直なところです。 DSDS に対応したSIMフリースマホであれば、通話をFOMA、データ通信を格安SIMという組み合わせで、ファミリー割引を維持したままスマホにできるという事を最近知り、実際に契約して使ってみたので紹介いたします。

契約前後の比較

変更前 SONY SO-O2J

カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)5分間の通話無料1700円
データSパック2GB3500円
spモード300円
割引-600円
合計4900円

変更後  ASUS ZenFone Max(M1)

FOMAタイプSSバリュー1000円分の通話付934円
iモード(ISPセット割)150円
spモード(ISPセット割)150円
DMMモバイル10GB(通話・SMS無し・3枚シェア)※2190円
合計3424円

※他2枚はモバイルルータ、他のスマホで利用。どちらかというとモバイルルータがデータ消費のメイン。

LineやGmailで連絡を取ることがほとんどですが、ドコモメールも必要だったので、iモードも付けました。ISPセット割というのがあり、iモード、spモードそれぞれ150円づつ値引きがあり、総額は変わりませんでした。

別で契約していた、モバイルルータ用のSIMも今回契約するDMMシェアプランに変えたので、合計4000円くらい安くなりました。

契約前の準備

変更する前にやっておく必要がある準備は以下2点です。ドコモの契約回線からしかできないので、忘れずにやっておきましょう。これをやり忘れると、ドコモメールが利用できなくなります。

事前準備2点

・dアカウント利用設定を有効にしておく。
・IMAPパスワードを控えておく。

dアカウントメール利用設定の手順

ドコモ以外の回線(Wifi経由等)で接続すると、以下の画面が表示され、設定できません。ドコモの回線経由で設定しましょう。

IMAPパスワード確認手順です。IMAP専用パスワードを控えておきましょう。

端末の準備

今回の場合、FOMA通信可能なDSDSの機種を選定する必要があります。購入した後にFOMAが利用できないと分かってからでは遅いですからね。私はASUSのZenFone Max M1(ZB555KL)にしました。カタログスペックでのDSDS・FOMA対応はもちろんのこと、購入した人の口コミや動作検証のレビューを十分に確認したうえで購入しましょう。私は価格コムの口コミを一通り確認しました。

購入はDMMモバイルからSIMとセットで購入しました。本当は横幅70mm未満の小さいの探してたんだけど、DSDS機で小さいの無かった(-.-)。最新機種ってどんどん大きくなっていくイメージです。

新しい端末へのデータ引き継ぎ

メール、Line、写真・動画データを新しい端末ZenFone Max M1に引継ぎました。2枚のSIMスロットとは別にSDカードが利用できるので、データ移行はアッサリ終了。

2つあるSIMスロットのどちらか1つに通信用SIMをいれて、ネットにつながる状態にし、アプリの動作確認をしておきましょう。APN情報がプリセットしてあったため、DMMを選択するだけでした。

docomoメールに関しては、IMAPでプッシュ受信可能な「CosmoSia」にしました。メールアプリ「Outlook」「myMail」「CosmoSia」と3つ試し、最終的に「CosmoSia」が良かったです。理由は後述します。

ドコモショップで契約

ドコモショップでXiからFOMAに契約を変更します。端末持込のバリュープランにするには、以下の部分を確認されました。

確認された項目2つ

・機種名。メーカと機種名を口頭で伝えてOKでした。
・技適マークがあるか。実際に画面を見せてOKでした。

今までのプランよりだいぶ安くなるので、店員に嫌な顔されるのかなとか、いまさらFOMAに契約変更出来るのかとかいろんなことを考えながら、ドキドキでした。店員さんはこのパターンの契約に不慣れなのか、やったことが無いのか、「確認します」といって何回もバックヤードに行き、先輩らしき人に聞いているようでした。「SIMカードを認識しなくても、サポートはできない」という念書にサインを求められ、いざ契約。

契約で一つ予想外のことがありました。FOMAタイプSSバリューにすると、パケ・ホーダイダブル(372円)に必ず入らなければならないとの説明。データ通信はDMMのSIM経由なので、パケ・ホーダイダブルは不要なんだけどなと思いつつ、あとからMy docomoから解約すればいいかと思い、説明通り契約しました。後述しますが、このパケホーダイダブルの解約がくせものでした(^^;)。

契約書にサインし、待つこと15分。nanoサイズのFOMA SIMを受け取り、その場で端末にセット。無事認識し、アンテナマークが出ました。家族の携帯に電話してみて、発着信で通話できることを確認しホットしました。 契約変更となるため、ファミリー割引の継続や、契約期間のリセットはありませんでした。

パケ・ホーダイダブルの解約

後日パケ・ホーダイダブルの解約をするために、My docomoにアクセス。解約項目はどこだ~と探しましたが、見つけられず。調べてみると、My docomoでは解約できなく、ドコモショップに行くか、151に電話するかの2択でした。

Pz-LinkCard
- URLの記述に誤りがあります。
- URL=http://faq.nttdocomo.co.jp/faq/p/detail.do?seq=508199&scn=CS14U030&sts=LNK_K&kw=%83%70%83%50%81%45%83%7A%81%5B%83%5F%83%43+%83%5F%83%75%83%8B%81%40%94%70%8E%7E&fi=2&ff=0

なにこれ不便と思いつつ、151に電話しました。これがまたつながらない!噂には聞いていたがこれかという感じです。初日、15分ぐらい「混雑しているのでお待ちください」のアナウンスが流れて、最終的に勝手に切れてしまいました。めげずに2日目、15分くらい待ち、やっとつながりました。

パケ・ホーダイダブルの解約を申し出ると、「パケット代が青天井になりますが、よろしいですか?」と念を押されます。FOMAではデータ通信は一切しないので、問題無いと伝えて終了です。

たったこれだけのために、計40分ぐらい使かかったかな。値段は372円と高くは無いですが、自動的に申し込みになり、解約しにくいこの仕組みは、ちょっとどうなんだコレと思いました。

後でわかったことですが、151には事前予約の仕組みがあり、これを利用すると優先的につながるようになります。

ZenFone Max M1使用感

メールアプリの選択
docomoのキャリアメール送受信するために、IMAP対応のアプリを入れる必要がります。最初から入っている「Gmai」のアプリでもできるそうですが、使いづらいので却下。「Outlook」「myMail」「CosmoSia」の3つを試しました。
設定は3つとも、プロファイルが準備されており、docomoメールを選択後、dアカウントのIDと準備で控えたIMAPパスワードを入れるだけで、サーバ名やポート、プロトコル(IMAP・POP・SMTP)の入力は不要で簡単でした。
プッシュ受信が一番レスポンスが良かったのと、返信時の引用無しにカスタマイズできるところが良く「CosmoSia」に決めました。今まで利用していたdocomo純正メールアプリに似てて使い勝手はまあまあよいですね。
Lineのプッシュ通知
価格コムの口コミで、Lineのプッシュ受信ができないという情報があったので、心配でしたが、デフォルト設定で特に問題なく動作しています。
FOMA通話
今までのXiと通話品質は変わらないです。SO-02JがVOLTE対応ではなかったためなのか、違いは感じられませんでした。

まとめ

  • 2019年6月現在、XiからFOMAバリュープランに持込での契約変更は可能であった。
  • SIMフリーDSDS機種で、docomoの家族割引継続と格安SIMのいいとこどりの運用ができた。
  • スマホ料金とモバイルルータ通信料を合わせて、4000円程度安くなった。
  • パケ・ホーダイダブルの解約はMy docomoではできない。151はつながりにくいので、事前予約を利用するとよい。
  • FOMAの新規申し込み受け付けは、9月30日までとの情報あり。やってみたい人はそれまでに。

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木工で日用品を作ったり、懐中電灯を改造したりしてます。まだまだ素人ですがどうぞよろしく。



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