2021/09/10
いつも使っているCASIOの目覚まし時計TQ-382-1JFが、スヌーズが利かなくなり、ライトが点灯しなくなりました。上のスイッチを押すと、ベルが止まり約5分後に再度鳴るのですが、目覚ましスイッチをOffにしないと止まらなくなってしまいました。
このままではちょっと不便なので、直すために分解してみます。ネジを4か所外してカバーを外した状態です。
どうやらこの部品が接触不良のようです。
上部スイッチの3本脚が、このスイッチのゴム部を押すのですが、その導通が悪そうです。テスターで導通をチェックしましたが、相当きつく押さないと導通しない状態でした。3つのスイッチは並列に配置され、どれか一つでも導通すればライトが点灯し、スヌーズになる仕組みでした。
ゴム部分を外し、接点を磨いてみましたが導通は良くなりません。ゴムのスイッチを押すとスイッチ裏にある素材が基盤側の金属に触れるのですが、ゴム側の素材の導通が悪いためでした。
ゴムのスイッチ側の素材にアルミ箔をつけて導通がよくなるようにしてみます。ちょうどスイッチの丸に納まるように3mmの円形にアルミ箔を切ります。
導通部にアルミ箔を接着しました。
スイッチを元に戻して、テスト。ライトが点灯します。スヌーズも利くようになりました。
スイッチの導通をアルミ箔でよくすることで直りました。