2021/09/10
普段よく行くドラックストアで、ジムニーのガチャガチャを発見。
JB64なので、新しいタイプです。表紙にデザインされた青いジムニーのカッコよさに思わず手が伸びてしまいました。「SDガンダム」や「キン消し」世代の自分にとって、二十数年ぶりのガチャガチャです。ハンドルを回し何が出てくるかのドキドキワクワク感は今も昔も同じです。
色は青でした。プラモでおなじみのアオシマ模型が作っているんですね。
細部までよく再現されています。
ガチャガチャジムニーのヘッドライトをLEDでカスタムしてみました。
分解
バンパーとボディーの間にマイナスドライバーを差し込み、少しずつこじります。接着剤でくっついているので、ゆっくりゆっくり外していきます。一気にやろうとすると、接着面が割れるかも。
4か所の〇のところに差し込みがあって、接着されています。
続いて運転席もとり外します。こちらは〇のところ3か所接着されてました。
よく見ると、屋根のところが少し浮いてますね。改造ついでに直しておこう。
LEDの加工
ヘッドライトに利用するLEDは、OSRAMのSBLMA2.EMです。3mm砲弾型も検討しましたが、スペース的に大幅な加工が必要そうだったので、こちらにしました。2mm×1.55mmと米粒より小さいLEDです。
今回利用する電池LR44と比較してみます。
電子工作ではおなじみ抵抗の脚を利用し、並列にはんだ付けします。電池までの配線も合わせて付けます。表面実装型のLEDなので、はんだ付けするのはとにかく大変でした。
車体のLED搭載部分を加工します。ライトの位置に合うように、前輪タイヤハウスの部分を削りました。
車体とLED部をエポキシ樹脂系接着剤でくっつけます。はんだ部分の強化もかねて、全体を覆うように樹脂を塗りつけました。
電池搭載部の加工
利用する電池はLR44です。我が家では電卓やキッチンタイマー、テスターなどいろいろなものに利用されており汎用性が高いのが決め手となりました。
電池は後部座席に2つ並べて配置します。電池支えをプラバンから切り出し、接着しました。
電池2つがぴったりと収まります。
ボディー留め用ねじ取り付け
電池交換があるので、ボディと車体は接着できません。開いてメンテナンスできる構造にします。
ボディ窓部分の透明な部品を外します。接着されておらず、はまっているだけでした。
ナットが入るようにプラスチックを削ります。
透明部品に穴をあけて、ねじが通るようにします。
透明部品を元に戻します。
続いて車体側の加工です。底からねじを通す穴をあけます。ボディ側のナットと位置が合うように穴をあけます。
スイッチの取り付け
LEDの点灯スイッチを取り付けます。
スイッチの大きさは幅4mm長さ7mm深さ7mm。ロッカースイッチです。車体底部の、タンク?部分にすっぽり収まりそうだったので、位置を決めて穴をあけます。 マルツパーツで108円でした。
黒い車体に赤いスイッチの配色がいい感じに映えます。黒白赤と3色ありましたが、赤にしてよかったな。小さいながらもパチッという心地よい感触があり、無駄にパチパチしたくなります・・・。
不要な端子を取り除き、エポキシ樹脂で接着、はんだ部分・ケーブルを覆い補強します。
運転席を載せてみました。
試験点灯。良い感じで仕上がりました。
ボディーの取り付けで問題発生
ボディーを取り付けたところ、電池部分とボディーの天井部分が干渉してしまい、きちんと閉まらない(;_;)。やっちまった。寸法を計らずに設計してしまいました。
さてどうするか。天井側を削るのは無理そうなので、後部座席を加工することにします。 後部座席をホットナイフで切り取り、電池ケースを配置するスペースを作ります。
電池ケースの作成
電池の大きさに合わせてプラバンを加工。
接着中。
自作LR44用電池ケース完成。まあまあ良くできた方か。ちなみに、LR44用の電池ケースが秋月電子で売っていました。
車体に取り付けてみます。今度は収まりそうだ。よかった。
ボディーのとりつけ
ボディーをつけてみます。電池と天井はぎりぎりでした。これなら電池が外れる心配ないし、ちょうどよいか。
ねじでボディーと車体を留めます。ねじが長すぎますね。
ねじを電工ペンチでカットします。
今度はちょうどです。ぴったりはまりました。
完成です。
完成
草原を疾走
ジャングルを走行してみます
畳の上も走行可能!
フランスにいってみました。
こんな段差も越えられます。
ボディをとって電池交換可能です。