2021/09/10
2013年頃作成した過去作品の紹介です。電球型ミニマグライトをパワーLED化してみました。今はラインナップとしてLEDタイプのものが販売されていますが、これは電球タイプのものをLEDに改造した物です。
※電球タイプのマグライトは公式サイトに”白熱球採用商品”としてまだ載ってますが、もう販売はされてないかも!?
マグライトはどのタイプも1貫したデザインと、持ちやすい形状、金属ボディーで丈夫なので、お気に入りのライトです。
作り方
1WのパワーLEDを電池2本で点灯させるのに、DC-DCコンバータを使いました。オーティオQさんで売っていた昇圧型LEDドライバです。当時購入した物は、掲載されていなかったので、今は売ってないようですね。説明書も捨ててしまったので、仕様詳細はわかりません。たしか350mA定電流タイプだったような。
LEDドライバを本体に収まるように、直径14mmの円形に部品を配置し直しました。元々は15mm四方の正方形だった気がします。角に配置されている部品を真ん中に寄せるようにして、狭いスペースをめいっぱい使い切る配置となりました。作業後点灯するか不安でしたが、問題無く点灯しほっとしました。かなり細かい作業ではんだづけ作業はしんどかった…。LEDとコンバータは元の点灯部品とほぼ同サイズになるように、エポキシ系接着剤で固めました。こうすることで、本体側は無改造で、スイッチも同じように使えます。
昇圧定電流回路のため、充電式電池が利用できる利点があります。
利用したLED
・日亜化学工業 NS6W183AT-H3 ~光束:100~110lm、Vf:3V(typ)、If:350mA~
部品配置を直した後。元は15mm四方の正方形でした。
部品全体
点灯部分とオリジナル部品の比較。エポキシ系の接着剤で固め、オリジナル部品と同じサイズになるように、やすりで削り微調整しました。底には電池のプラスが接触する端子が、側面上側には本体のマイナスが接触する端子を出しています。
リフレクタを付けず、代わりに集光するコリメータレンズを利用しました。ちょうどリフレクタと同じ大きさだったので、無改造で取り付けられました。
レンズを付けた状態の点灯部分。
点灯
1.8mの距離で壁のカレンダーを照らしてみました。1WクラスのLEDをフルパワーで点灯させているのとても明るく、発熱があります。10分ぐらいすると、本体のアルミがほんのり温かくなってくる感じです。コリメータレンズで集光しているので、中心が非常に明るいです。
直接のぞくとまぶしいです。
キャンドルモードも利用出来ます。ランタンみたいに活用できて便利です。
マグライトシリーズの改造はこちら