2021/09/10
2012年ごろ作った過去作品の紹介です。今はもうないですが、100円ローソンで売っていた電球型ランタンをLED化しました。単3電池4本のタイプで、吊るしたり、置いたときに角度をつけられるような取っ手がついているのが特徴です。
作り方
白色LEDの明るさと、電球色LEDの温か味が合わさるように、2種類の5mm砲弾型LEDを使いました。[電球色・白・電球色・白・電球色]の5LEDを直列に接続したものを1ユニットとし、それを5ユニット並列に接続し、5直5パラの合計25個のLEDを用いて光量を確保しました。LED5直列なので、電池の電圧6Vそのままでは点灯電圧が得られないため、昇圧させるDC-DCコンバータ回路を組み込みました。
回路はブロッキング発振で昇圧させる定電流回路としました。電流は5ユニット合計で75mA流れるように、電流制限抵抗R2は8Ωをつけています。
R2の計算式 0.6V/0.075A=8Ω
1ユニット当たりの電流は、75mA/5(ユニット)=15mAとなります。
昇圧回路なので、充電式電池も利用でき経済的です。
もともとついていたリフレクタは取り外しました。反射させるわけではないので不要です。その部分にDC-DCコンバータを組み込みます。
電池ケースとDC-DCコンバータが接触する部分は、電球の口金を利用しました。ちょうどよい位置に固定するために、プラパンを加工し接着しました。
5直列のLEDユニットを、5個並列に直接はんだづけしています。
LEDは電球色・白色・電球色・白色・電球色の順にしました。
もともと電球が入っていた部分を加工。電池ケースを本体に装着すると、ここにDC-DCコンバータが接続されます。
点灯
電球色LEDを入れてるため、やさしい色合いにみえますね。レンズについているギザギザ模様がよい感じに光を拡散してくれます。