2021/09/10
宮城県美里町にある、木の屋石巻水産の直売所に行ってきました。お目当ては鯨の大和煮です。
2011年の東日本大震災の津波で石巻の工場が被災し、2013年にこの美里町に移り稼働したとのこと。 併設された直売所は、有難いことに土日も営業しています。新しくて綺麗な店内に、整然と陳列された缶詰。種類、多さには目を奪われます。
ピラミット型にきれいに積まれた缶詰。魚だけでなくカレーとかクリームスープもありました。
「鯨大和煮」が有名ですが、マツコデラックスさんが絶賛した「金華さば」、他にもいわしやサンマ、カレイ、があり、味付けも味噌、醤油、水煮、大和煮といろいろあるので、好みの缶詰を探すのも楽しいです。
お目当ての「鯨大和煮」。木の屋といったらコレコレ!7号缶は大きくてお得。砂糖と醤油で甘じょっぱく味付けされ、刻み生姜がきいてます。
津波で流されてしまって今はないのですが、かつて石巻の工場にはこの缶詰と同じデザインの巨大タンクがありました。その写真が飾られてました。「※合成ではございません」って。人の大きさと比べると、えっ!ホントっ⁈て思いますもんね。ガリバー用の鯨大和煮できた~って従業員は言ってたのかも(私の勝手な妄想です)。
流されたこの巨大タンクが、どんなんだったかと、その解体の様子が今でも記事に残ってました。こういった苦難災難を乗り越えてるんだって事を知ると、ますます応援したくなります。
贈答用にもぴったりです。種類が多いので、送る人の好みに合わせて組み合わせるのも良いでしょう。
鯨肉も売っていました。
鯨をイメージしたとされる曲線のある建物が特徴の直売所。周囲の田園風景とマッチし、曲線がひときわ目を引きます。
震災を乗り越えてなお、こういった美味しい缶詰を提供し続ける「木の屋石巻水産」。自分にできる応援は、缶詰を買うことです。我が家の分だけでなく、お盆に会う親類にあげる分も、合わせて大人買い。缶詰なので常温で扱えるってのもすごく大きなポイントです。
宮城県内だとヨークベニマルとか、地場産品を扱う道の駅とかで売ってます。直売所だとちょっと安く買えるのが嬉しいね。県外の事情はよく分かりませんが、通販もやってるので、気になった人はいかがでしょうか。
木の屋さんの歌。ラジオで流れてます。