2021/09/10
2007年頃に作った過去作品の紹介です。実家にあった、ナショナルの電球型ライトFF-115CをLED化しました。ライトと言うより、懐中電灯という呼び方がしっくりきます。一般家庭の勝手口に吊り下げられてる光景が浮かんできますね。
Panasonicの公式サイトに生産終了とでてました。
発売年は2002年。ブリキのボディーゆえにレトロに見えるので、昭和の製品だと思ってましたが、意外と新しいものでした。
作り方
1WのパワーLEDを利用しました。電源の単1電池2本で点灯させるために、DC-DCコンバータを作りました。ブロッキング発振回路を用いて昇圧させています。リフレクタ部分が外れる構造になっており、キャンドルモードも利用出来ます。
利用したLED
・Lumileds LUXEON 1W
もともと電球がついていた部分を加工し、LEDを放熱板のままとりつけました。昇圧回路のコイルが大きくて、そのままではLEDの放熱板と干渉してしまうため、端っこを切り落としました。
部品全体。
リフレクタの中に、コリメータレンズを入れてスポット照射になるようにしました。リフレクタとレンズはエポキシ系の接着剤で固定しています。
リフレクタの裏側。LEDのちょうどよいところにコリメータレンズがくるように位置調整し、エポキシ系の接着剤で固定しました。
まだナショナルの頃の製品です。JAPANと書いてると嬉しくなります。
点灯
1.8mの距離からカレンダーを照らしてみたところ。パワーLEDだけあって、明るいです。
キャンドルモード。光が全体に広がります。