2021/09/10
2010年頃作った過去作品の紹介です。セカンドストリートの中古雑貨コーナーで見つけた、電球型ランタンをLED化しました。元々の構成は単2電池が2本のタイプでしたが、手持ちの充電式単3電池で動作させたかったので、電池ケースを交換し、スイッチもひねってオンから、押してオンのタイプに交換し大幅に作り変えました。中身は丸ごと交換状態で、外観のみそのままです。プラスチック製ですが、シルバーメッキが施してあり、デザインが素敵です。
作り方
LEDは2種類使い、明るいモードと省エネモードどちらを点灯させるか選択出来るようにしています。電池は乾電池ではなく、充電式電池4本を想定し、明るいモードはパワーLED3つを並列接続、省エネモードはセミパワーLED4つ並列接続と2つの回路を作りました。
使用したLED
・日亜化学工業 NSPWR60CS‐K1 4個
-光束:18.0~21.4lm、指向角:150°、Vf:3.1V(typ)、If:50mA
・日亜化学工業 NS6W183AT-H3 3個
-光束:100~110lm、Vf:3V(typ)、If:350mA
電流制限抵抗算出
・省エネモードNSPWR60CS-K1の回路 (4.8V-3.1V)/(0.035A×4個)≒12Ω
・明るいモードNS6W183AT-H3の回路 (4.8V-3V)/(0.15A×3個)=4Ω
抵抗はパーツケースにあった最も近い物を利用したため、算出した抵抗とは異なっています。NS6W183AT-H3はフルパワーで点灯させると発熱の問題があるために、半分以下の150mAで見積もりました。
上のLEDがNS6W183AT-H3、下のLEDがNSPWR60CS-K1。スイッチはセンターがOFFで、左を押すと、明るいモード、右を押すと省エネモードです。
NS6W183AT-H3は三角形に配置、NSPWR60CS-K1は四角形に配置。
電池ケースは単3電池4本のものを、スペースに収まるように配置。
点灯
明るいモードで照らしてみたところ。
NS6W183AT-H3
NSPWR60CS-K1