2021/09/10
水耕栽培で、サニーレタスを作ってみました。種まきから収穫までの記録です。
農業経験も、水耕栽培の経験もない素人が、ネットで調べた知識で挑戦してみました。結果、ある程度の量が収穫できたので、初心者でも始めやすいと思います。
8月中旬と・9月中旬と2回に分けて種まき、2か月位経つと収穫できるまでに成長しました。株を丸ごと収穫する方法ではなく、大きくなった外の葉からかきとる方法で収穫。収穫期間は3ヶ月間ほど続きました。
参考にしたページ
上記ブログ「いつでもレタス」の方が書いた、「人気ブロガー横着じいさんのかんたん水耕栽培決定版!」という本も買って、教科書としました。
種まき
食器洗いスポンジの周りの網をカット、1.5cm角にカットしました。
使った種は、アタリヤのサニーレタス。近くのスーパーで190円位。
スポンジに水を含ませ、種を2つずつまきます。教科書通り、乾燥しないようにトイレットペーパーをかけました。ペーパーを突き破って発芽します。この後試した種まきでは、トイレットペーパー無しでも発芽したので、無くてもよいかもしれません。ペーパーのカスを取り除くの結構手間だったので…。
1日で発芽し、4日で葉も確認できました。まだ双葉とは言えないですね。乾燥しないように水を継ぎ足し、表面には霧吹きしました。この段階ではまだ水道水で、液肥はつかいません。
苗移植
双葉が揃ったところで、苗を水耕栽培容器に移しました。おおよそ2週間かかりました。
3角コーナー用のネットを敷いて、その上にダスターを敷いて、遮光用のアルミ箔シートを敷いています。容器はダイソーで買った食器の水切りかご。苗は倒れないように、底を切り抜いたプラカップをかぶせました。水耕栽培容器に移した段階で、真水から液肥に変えました。液肥はダスターがしめる位を維持するようにしました。
もっとぐんぐん育つのかと思ってましたが、意外とゆっくりだなという印象です。少し徒長気味(茎の部分ばかりひょろよろ伸びる事)にも見えますし。やはり屋内栽培だったので、日照不足なのかもしれません。
25日。葉の数はふえましたが、まだまだ小さいです。
32日。
44日。まだ食べるには小さいですね。思ったより成長が遅いなーという感じです。
1ヶ月遅れの株との比較。
ペットボトル容器でも栽培してみました。
48日目。葉は大きくなりましたが、まだ薄い感じがします。
ペットボトル容器。秋の強烈な西日を浴びるように、吊るす方法としました。
61日。だいぶ大きくなりました。
収穫
73日。収穫してみます。
収穫後。外の大きな葉をかきとりました。だいぶすっきりですね。上にひょろひょろ伸びているのですが、これで良いのかな?売っているレタスとは形が全然違うなという印象です。
収穫したサニーレタスの味ですが、月並みな感想となってしまいますがおいしいです。やはり収穫して10分後に食べているので、新鮮なシャキシャキ感が一層つよいですね。
収穫と成長を繰り返す
水切りかごに入れる方法以外にも、ペットボトル・ヨーグルト容器でも挑戦してみました。ヨーグルト容器の培地は、三角コーナーネットです。ネットに根が絡みついてちゃんと自立しました。
いろいろな栽培方法合わせて二十数株なので、1株から1枚くらいずつ収穫してもこれくらい収穫できます。
だいぶ大きな葉です。外側から葉をかき取る⇒空いたスペースで光が当たる⇒中心の葉が大きくなる。これの繰り返しで、何度も収穫できるようになります。
ヨーグルト容器栽培も順調に大きくなっています。
たくさん取れました。
外で栽培すると、赤くなりました。屋内で栽培しているもはこうならなかったので、日照の強さに関係するのかもしれません。
強烈な西日を浴びて、赤くなりました。
葉が大きくて、肉厚です。焼肉と合います。
赤く色づいた葉は美味しそうにみえますね。
上の収穫後から、3週間でまたこのぐらい成長します。他の株との間が大きい分、葉もおおきくなりますね。
成長の鈍化
ヨーグルト容器の方はずっと外のベランダにおいてましたが、12月の寒い日液肥が凍ってしまいました(-_-;)。もう枯れてしまうかも。急いで屋内に入れました。
この後、枯れることもなく成長を続けました。すごいなサニーレタスの生命力。
日照時間も短くなり気温も下がり、成長も鈍化してきました。
外の葉をかき取って収穫していると、だんだん縦に長くなっていきます。
ひょろひょろです。最後の葉を収穫しておしまい。
利用した液肥はハイポニカです。
手入れ
液肥は週2回ぐらいつぎたしました。屋外に置いてる株の方が減りが早いように感じました。遮光をしていても藻が発生してしまうので、一か月に一回ぐらい容器をばらして洗浄しました。
まとめ
- 3種類の容器で、サニーレタスを栽培。水切りかご。ヨーグルト容器。ペットボトル。
- 液肥は、ハイポニカを利用。
- 種まきは食器洗いスポンジ。
- 約2週間で苗移植。
- 月一回容器の洗浄を実施。
- 収穫まで約2か月、その後3か月ほど収穫できた。
- 外側の大きな葉からかき取って収穫。中心を残せば再び成長する。
- 屋外栽培だと、肉厚で葉が赤くなる。屋内栽培だと、葉が薄く黄緑色。
- 収穫してすぐに食べるレタスのシャキシャキ感は格別である。
- ところどころ自己流で上手くいった部分、失敗した部分がある。今年も挑戦してみようと思う。