2021/09/10
山に登った時に、ご飯を食べたり、お湯を沸かしてコーヒーを淹れたり、ラーメンを食べたりします。そんなとき、地面が草地だったり、岩場の不整地だったりして、コップがガタガタしたり、コンロが安定しなかったり、食べ物めがけてアリがよってきたり…。小さくてもよいから、持ち運べる折りたたみテーブルがあるといいなと思っていました。
ホームセンターで売っていたコンパクトな折りたたみテーブルは以下の様な形でした。
天板はアルミのロールトップ、脚は折りたためるタイプでした。構造はコンパクトになるので、良いのですが、なにぶん高さが高いのと、天板が四、五十センチ四方で、登山で使うには大きいなと感じました。
そこで、この構造で、コンパクトに折りたためるテーブルを作ってみたので紹介します。
天板 39.5×31cm
高さ 27cm
材料 天板:100円ショップの桐すのこを分解。
脚:1cm角を利用。
組み立て
畳んだ状態。直径10cm、長さ40cmくらいになります。
ロールトップの天板と、折りたためる脚、天板を支えるはりの3点で構成されます。
脚を広げます。
脚に、天板を支えるはりを取りつけます。ブラスチックに1センチ四方の切込みをいれており、その間に差し込みます。
天板を載せます。板同士は両面テープ付きのマジックテープで接着されてます。
くるくると全部載せると完成です。
細部紹介
脚は1cm角の軽量な木を使い、ねじで固定しています。強度よりも、軽量化、携帯性重視でつくりました。
脚と脚を結合するプラスチック部品は、廃棄するプラスチックの箱から、ホットナイフで切り出しました。直角になっているプラスチック部品ならなんでもよかったです。
100円ショップで売っている桐すのこを分解して作った天板。角をやすりで削り、面取をしたので見栄えがよくなりました。
泉ヶ岳の山頂での使用風景です。
まとめ
- 登山のリュックサックに入るくらいのコンパクトな折りたたみテーブルに仕上がりました。
- 強度より、携帯性重視で作成。2Lのペットボトルと、食べ物を置いたとしても3kg弱。食べ物を置くだけと割り切ってしまえば、問題ないです。
- 小型(直径10cm長さ40cm)で軽量(380g)、登山での出番は多く重宝してます。
- 水をこぼした時の事を考え、天板はクリアラッカー塗装をしました。