2021/09/10
2016年頃作った過去作品の紹介です。天板がロールトップで簡単に組み立てられる構造の折りたたみテーブルを調べてたところ、このような構造のテーブルを紹介している方がいたので自分でも作ってみました。
天板 60×50cm ※1号機とほぼ同じ大きさ
高さ 49.5cm ※1,2号機と揃えました
材料 天板は桐すのこを分解して利用、脚は1×2材を利用、はり部分は2cm×3cmのホワイトウッドを利用してます。天板を止めている青いベルトは100均で購入したものです。
A4の方眼紙に縮尺1:5で設計図を描きました。ホームセンターでは斜めカットはしていなかったので、のこぎりを使って自分で切りました。
組み立て
折りたたんだ状態。コンパクトにまとまります。
部品は、ロールトップ上の天板、脚、天板を支えるはりの3点です。天板はもともと桐すのこなので釘を抜いた後が残っています(^^;)
脚を広げたところ。めいっぱい広げると固定されます。
天板を支えるはりを取り付けます。接合部分は、脚に固定したダボがぴったりと入るように削りました。ダボと脚は木ネジと木工ボンドで固定し強度を確保しています。
2本ともに付けた後です。
天板をのせます。天板と青いベルトは接着剤で固定してます。くるくると広げながらのっけて・・・
穴に差し込み固定します。
両側共2か所ずつ差し込みます。こうすることで、天板を持って、テーブルを持ち上げても外れません。
完成です。
構造
ホームセンターで4cm辺の立方体の木材があったので、脚の固定用としました。ちょうど最初から真ん中に穴が開いており、中に爪付きTナットを取り付けてねじで止めました。ナット部の爪が木材に食い込んで固定される仕組みです。1×2材とのサイズ的な相性はばっちり。かなり固い木なので、強度も十分で力が集中する中心の固定部品としては最適でした。ねじはステンレスやクロムメッキのシルバーではなく、茶色のスチール製をチョイス。ちょっとはおしゃれにみえるかな。
脚同士の接する部分を削る事で、ぴったりと接するようになり安定します。削りすぎてはガタガタになりますし、削りが甘いと4本の高さが違ってしまいます。削ってはネジで留めて確認といった微調整を何度も繰り返し少しずつ進めました。一番作るのが難しい部分でした。
下からみたところ。この角度だと、脚と脚がお互いに支えあう構造がよくわかると思います。
まとめ
- ホームセンターや100均で揃う材料で作ることができた。
- 桐すのこを分解して使うなどして、コストを抑えて合計2000円程度。
- 桐の白い色が素敵だったため、素材を生かすように、塗装はクリアラッカーのみ。
- 1号機、2号機と高さをそろえたので並べて使える。
1号機、2号機はこちら